
初等科では、生徒は美術の技術と共に創造性を学びます。一年生から五年生までの季節的、文化的な課題の中で、生徒達は技術や表現の仕方を学びます。ルネサンスから現代までの、有名な画家や美術史を課題と共に学んでいきます。このような日々の勉強を軸として、年に二回の学校での美術展覧会の場や、福岡市内の美術館への遠足で、自分の力を発揮していきます。FIS 初等科の美術の授業は様々な世界の美術を理解するための生徒一人一人の発展を目的としています。
視覚芸術においては、創造性と表現力が重視されます。生徒は他の芸術や文化との関連付けを行い、創造性のある発想を養います。学際的な関連付けや多文化的なアプローチを用いた課題を探求します。生徒には問題解決はもちろん、異なった媒体を用いて探求実験するよう勧めています。平面的な作品の他に、小サイズの彫刻や工芸、人形などの立体の課題も取り入れます。初歩的なデザインと画法、そしてデザインの要素や原則についても学びます。生徒には自分のアイデアを発展させたり、自らの作品や他の人の作品を評価したり、それについて考えたり理解するための芸術日誌をつけることを奨めております。生徒の作品は校内に展示します。
9・10年生では、あらゆる芸術へのアプローチを学習します。より高度な技術の習得に重きを置きます。複数の媒体を同時に取り上げることもあります。生徒は自身の創造力だけでなく観察力や解釈力も磨いていきます。いかにして芸術がメッセージを伝え、またそうした作品の背後にある象徴性を、生徒はより意識するようになります。デザインの要素と原則は、強調されていきます。 生徒は芸術家や芸術運動について調べ、発表を行います。生徒には他の学門分野との関連付けや創造的な考え方をすることを勧めています。芸術日誌は必須です。生徒の作品は校内に展示します。

IBの視覚芸術コースは11年生から始まる2年課程です。このコースは将来芸術方面に進もうと真剣に考えていて、その芸術への関心が持続する生徒のためのものです。生徒は社会的、文化的そして歴史的関係性から他の芸術作品を研究して一連の課題に取組みます。さまざまな関連付けをして自分自身の個人的な見解に到達するのです。また生徒は芸術家がいかに様々な社会問題に関して取り組んでいるかを探ります。IBプログラムのTOK( Theory of Knowledge )もこのコースの一部となり、調査日誌をつけることが必須となります。コースの最後に調査日誌による学内試験と工房作業を見る学外試験、試験官による面接試験があります。コースは、ハイレベルと標準レベルの選択ができます。